優れた機能性や洗練されたデザイン、迅速な対応力など、アソ―だから提供できる価値があります。
道路建設機械のパイオニアとして、日本の道路網における建設・維持・補修を支えてきた酒井重工業様。アソーの小型バルブはロードローラなど、道路建設機械の水噴霧等に関わる重要な箇所にご採用いただいています。今回はアソーの製品をご採用いただいた経緯や、採用して良かったこと、また今後に期待することについて、お話を伺いました。

酒井重工業株式会社様の概要

国内No.1の道路建設機械専業メーカーとして
日本全国の道路建設・維持・補修に貢献しています。

Q.酒井重工業様の会社概要を教えてください。

当社は、昭和4年に国産初のロードローラを開発して以来、道路建設機械の専業メーカーとして事業を展開してきました。現在では国内No.1となる約60%のシェアを占めるなど、日本全国の道路建設・維持・補修に貢献しています。

Q.どのような道路建設機械を製造しているのでしょうか。

道路の基礎を踏み固める振動ローラや、表層仕上げのタイヤローラ、アスファルトを切断するロードカッタなどの大型締め固め機械から、手持ちで地盤を固めるランマなどの小型締め固め機械まで、様々な製品を製造しています。当社では、ほぼすべての製品を自社開発・製造しており、長年の実績により"道路建設機械といえばSAKAI"と言っていただけるほど、業界内における高いブランド力を確立していると自負しています。
また、埼玉の生産センターでは万全の品質管理体制のもと、"必要な製品を必要な時に必要なだけ"生産する合理的な生産システムを導入、センター内には私たち設計部門のスタッフが常駐しており、生産部門と連携して新製品開発や製品改良にあたっています。

酒井重工業株式会社
技術開発部 開発第2グループ
リーダー 野口 哲哉 氏

ご採用いただいているアソーの小型バルブ

水や付着防止剤を噴霧する配管のバルブや、
ドレン抜取用にアソーの小型バルブを採用しています。

Q.ご採用いただいている小型バルブを教えてください。

当社では、主に水を使用する箇所の小型バルブにアソーの製品を純正採用しています。たとえば道路建設機械は、タイヤや鉄輪にアスファルトや汚れが付着しないように、水や付着防止剤を噴霧しながら走っています。その水や付着防止剤を噴霧する際の配管バルブやドレン抜取用に、アソーの製品を採用しています。
その他、特に水噴霧量をワンタッチで調節できるBHホースニップル一体型や、冬の凍結を防止するドレン抜取用にBDピーコック型を数多く使用しており、また樹脂タンクにバルブを直接ねじ込むタイプの機種には、BM外・内ネジ型を採用しています。

お取引きが始まった経緯

当時、使用していた他社のバルブに問題が多く、良い製品を
探していたところアソーのボールバルブに巡り合いました。

Q.アソーとのお取引きが始まった経緯について教えてください。

調べてみると、最初のお取引きは昭和59年だったようです。先輩の話によると、当時使っていた他社のバルブは長期間の使用でグリスが回らなくなったり、ゴミが詰まってしまうことが、よくあったようです。そこで新しい製品を探していたところ、アソーのボールバルブのカタログを見つけたと聞いています。 アソーの製品は内部通路が広いのでゴミが詰まりにくく、しかも操作が簡単で長期間使用してもグリスが固くならないなど、数多くの利点を評価して採用に至ったということです。

酒井重工業株式会社
技術開発部 開発第2グループ
及川 理 氏

アソーのバルブを選ばれている理由

アソーの製品は、内部通路が広くゴミが詰まらないので
クレームや不具合が起きたことはありません。

Q.アソーの小型バルブを採用している理由を教えてください。

一番の理由は、操作がスムーズで簡単なところがですね。現場の方が毎日使うものだけに、そこは譲れません。特に長期間使用してもグリスが固くなったり、動きづらくなったりという不具合がなく、お得意先様からクレームを全く聞いたことがありません。
また、ローラの振動が大きい機種では、バルブの造りが悪いと開閉部分が緩くなり水漏れしてしまう可能性があります。その点、アソーの製品は品質が非常に高く、長く安心して使えますね。

Q.アソーのバルブは、機械そのものの性能向上に貢献していますか。

水噴霧機は非常に小さくて機能はとてもシンプルですが、そこが故障するとタイヤなどに水や付着防止剤を噴霧できなくなり、機械そのものが使えなってしまいます。現場によっては川などから不純物の混じった水を汲み上げて使うことも多々あります。そういう状況でもアソーの製品は内部通路が広いので、ゴミが詰まったというクレームを聞いたことがありません。
また、アソーのバルブのドレン抜き取りは、バルブを開くと確実に水が抜けて、閉めると水が漏れません。当たり前のことですが、このような基本性能がしっかりしているので、当社の機械そのものの信頼性向上にも大きく貢献していると思います。

アソーのバルブの操作性や使用感について

無理な姿勢でも、指1本に引っかかりさええすれば
ハンドルを簡単に操作できます。

Q.アソーの小型バルブの操作性について教えてください。

水噴霧のバルブは操縦席の足元など、体を縮めてやっと手の届く場所に設置していることが多いものです。他社のバルブは開閉に手間のかかるネジ式が多い中、アソーの製品は90°回すだけで簡単に操作できるのが良いところですね。また、無理な姿勢でもハンドルに指一本引っかかりさえすれば簡単に開閉できて、とても便利です。

Q.ハンドルの材質や色についてはいかがですか。

道路建設機械は、現場作業でどうしても使い方が荒くなってしまいます。プラスチック製ハンドルのバルブでは折れてしまう可能性があるので、アソーさんには耐久性の高い亜鉛ダイキャスト製に変更していただいています。このように別注にも柔軟に対応していただけるので非常に助かります。
また、ハンドルの色は数ある中からブルーを採用しています。理由はよく分かりませんが、水に関するパーツなのでブルーなのかもしれませんね。

採用して良かったこと

狭い場所に設置できる他、ハンドルの逆対応が
できるなど、設計者思いの製品ですね。

Q.アソーのバルブを採用して良かった点を教えてください。

道路建設機械は操縦席に数多くの機器が設置されています。水噴霧機のバルブといえども取り付けられる場所は限られています。その点、アソーの製品は非常に小さいバルブなので、設置場所を選ばず省スペースに取り付けられます。
また、一方向しか設置できないバルブの場合、設計時に困ることもありますが、アソーの製品はハンドルの逆対応ができる点がとても良いですね。設計者としては、逆対応を安易に採用することは褒められたことではありませんが、何度か助けられたのは事実です(笑)。

Q.性能面ではいかがでしょうか。

当社の設計部では道路建設機械の性能試験を担当しています。試験の際には、他社のボールバルブもテストすることがありますが、アソーの製品は品質も高く、これまで不具合が起きたことはありません。採用以来、いつも信頼感を持って使用しています。

アソーの製品に望むこと

ハンドルを自由な位置に止められるタイプなど、
特長ある製品を開発し続けてください。

Q.今後、アソーに期待することを教えてください。

アソーさんは小型バルブに特化されていますが、もう少し大型の製品があれば良いと思います。現在、大型のバルブは他社製品を使っていますが、いずれも特長がないのでアソーさんらしいアイデアを活かした製品を開発していただければ、採用の余地は大いにあると思います。
また、ハンドル式ではなくボタン式になれば、もっと省スペースで設置できると思いますね。さらにハンドルを引っ張って好きな位置で止められるようなタイプもあると助かります。ボールバルブで実現可能かどうか分かりませんが、ぜひ検討していただきたいと思います。

企業情報

酒井重工業株式会社

創業 : 大正7年
所在地 : 東京都港区芝大門1-4-8 浜松町清和ビル
URL : http://www.sakainet.co.jp/

酒井重工業株式会社様は、大正7年に自動車の内燃機関や蒸気機関車の部品を製造する会社として創業し、昭和4年には国産初のロードローラを開発。以来、80有余年、数多くの高性能な道路建設機械を開発・製造してきました。
現在、生産拠点としている埼玉の生産センターでは、60,000㎡の広大な敷地に最新鋭の生産ラインを設け、大型・中型機種の部品加工から組み立て、塗装、検査、出荷までの全工程を一貫して管理。SNPS(サカイ・ニュー・プロダクション・システム)を導入して、多品種少量生産に対応しています。

販売体制としては、全国8ヶ所の営業所を中心に、リース・レンタル会社様や大手ゼネコン様、地域の工事会社様などに営業活動を展開。さらに11ヶ所の部品センターや全国の指定サービス工場などを整備し、アフターサービスを徹底。このような生産・販売・サービス体制のもと、道路建設機械では国内で約60%のシェアを占める一方、中国やインドネシア、アメリカにも生産拠点を設け、グローバルな活動を展開しています。

川越の生産センターはISO9001認証を取得しており、万全な品質管理体制のもと、高品質でリーズナブルな製品を製造しています。
生産ラインには、完全自動のマシニングセンターや鉄板を精密加工するターニングマシン装置など、最新鋭の設備を導入しています。